副菜のおすすめローテーション(マンネリ解消アイデア5つ)

あと1品のアイデア

副菜作りに困っている時に。ベースとなるローテーションのパターンをいくつか持っていると、マンネリ化を防ぎやすくなります。

普段の料理作りに取り入れておきたい、副菜ローテーションのアイデアをまとめました。

同じ食材ベースで味付けを変えてローテーション

「ほうれん草のおひたしを作れる!」よりも、「ほうれん草を使った副菜を色々作れる!」の方が、圧倒的にレシピの幅も広く、バリエーションも広がります。

理想は、どんな食材からも料理をイメージできるのが良いですが、手始めにやりやすいのが、まずは1つだけ食材を決めて、その食材で色々と作れるようになる事です。

「今週はキャベツを使った副菜だけ色々作る」「次の週はナスを使った副菜を極める!」のように、順番に食材を攻略していきます。

 

リメイクしやすい副菜でローテーション

別の料理にリメイクしやすい副菜を中心に作ります。例えば、ポテトサラダ等は別の料理に再利用しやすいおすすめの副菜です。

1日目は普通のポテトサラダとして消費。2日目は、ちょっとだけ取り出してボウルにうつして、カレー粉をふりかけて混ぜたもので味変。3日目は残ったポテトサラダに明太子を加えて混ぜて、「タラモサラダにして食べる」など、どんどん違った味わいに変化させる事ができます。

 

同じ料理で食材を変えてローテーションする

いくつかの副菜を作っていると気づくのですが、特に和食の副菜はベースとなる味わいは醤油・砂糖・みりんを使う場合が多く、ほとんどが同じような工程で作られています。

例えば、「ひじきの煮物」「切り干し大根の煮物」は、ベースの食材がひじきなのか、切り干し大根なのか?だけの違いであって、使う調味料も作る工程もほぼ同じです。

つまり、どちらも「和風ベースの味の副菜」として覚えておくと、食材を変えるだけで「ひじきの煮物」にも「切り干し大根の煮物」にもできるというわけです。

 

旬の食材でローテーションする

「同じ食材ベースで味付けを変えてローテーション」の考え方を、もうワンランクアップさせたやり方です。

ひとつの食材を使って、色々な副菜を作れるように練習する点は一緒ですが、「旬の食材」「季節の食材」を意識して買う事で、副菜で使う調味料や作り方への意識が深まります。

代表的な夏の野菜の茄子は、副菜のレシピも「茄子の揚げ浸し」のような、夏場に食べやすいさっぱりとしたもの。

冬の野菜のかぼちゃの場合は、「かぼちゃの煮物」のような、こってりとした味わいのものが多いです。

旬の食材を使う事で、自然に「季節に応じた調理方法」を習得でき、年間を通したマンネリ解消に繋がりやすくなります。

 

あえて副菜は同じにする

ズボラな人。めんどくさがりな人は、「副菜のローテーション」の部分は諦めてしまって、主菜のローテーションに意識を回す方が良いかもしれません。

例えば、大手チェーンの「大戸屋」で作られているお弁当に注目してみると、副菜となるのは「根菜の炒めもの」がベースで、主菜が唐揚げでも魚料理でも、それ以外の副菜はまったく同じものです。

副菜は同じなのですが、主菜が変わるだけで、前のお弁当とは違った印象に見えてきます。

特に、お弁当用の副菜で迷っている人は、「弁当の副菜はたまにしか変えない!」と諦めて、メインのおかずだけローテーションで回していく方が、毎日作る時にもラクできます。