毎回、同じような副菜しか作れない。もうちょっと色々作れるようになりたい!という時に。
マンネリ化しがちな副菜レパートリーを、明日からどんどん増やしていける方法とアイデアを紹介します。
使える調味料の種類を増やす
同じ副菜でも、使う調味料を変えるだけで簡単に味わいを変える事ができます。
もっとも分かりやすいのが、顆粒出汁の使い分けです↓
- 洋風:コンソメ顆粒を使う
- 和風:昆布だしを使う
- 中華:ウェイパー等を使う
これら顆粒調味料の使い分けだけで、同じ副菜レシピが違ったものに。
例えば、ポテトサラダを例にするなら、ベースのポテトサラダにカレー粉を少し加えるだけでエスニック風に、具材にベーコンを加えて生クリームを多めにすれば洋風テイスト。隠し味に味噌を加えて鰹節をのせれば、和風ポテサラにもできます。
定番の副菜の種類だけ覚えておく
副菜作りに悩んでいる時は、もしかしたら「基本の副菜」とも言うべき、定番レシピを知らなさすぎる事が原因かもしれません。
副菜の代表格で、昔から一般家庭で作られてきたもの。ひじき煮物・ほうれん草のおひたし・切り干し大根の煮物・高野豆腐の煮付け・きんぴら等など…
最低限でも、これらのレシピ(作り方)は知っておくのがおすすめです。
食材を起点に考える
「ポテトサラダを作る!」「ひじきの煮物を作る!」という作りたいレシピをイメージするのではなくて、冷蔵庫の野菜室に残っているものを見て、そこの食材を起点にレシピを考えるように訓練します。
じゃがいもが残っている時の副菜は… 茹でて潰してマッシュポテトに。玉ねぎと一緒に茹でてブレンダーで混ぜてポタージュに。角切りにしてベーコンと炒めてジャーマンポテトに… 例えばこんな風にイメージします。
最初からこれらを考えるのが難しい時は、レシピ検索する時に「ポテトサラダ レシピ」のような、料理名で検索せずに「じゃがいも レシピ」のような検索をするだけでも、かなり探せる幅が広がります。
お惣菜が充実しているお店を参考にする
ほとんどの百貨店のデパ地下にあるRF1(アールエフワン)や、無印良品のレストラン「Café&Meal MUJI」等で作られているお惣菜メニューを参考にします。
例えば、「Café&Meal MUJI」の副菜的な位置づけの「コールドデリ」のメニューを見てみると、「ゴーヤと青菜の沖縄風白和え」等のメニューが。
白和えと言えば、茹でたほうれん草や水菜と合わせるのが一般的ですが、お店のメニューを見てみると「ほうれん草の代わりに、ゴーヤなんかも合うのか…」と、自分では思いつかなかった発想にたどり着けるはずです。